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レーンの再利用

レーンの再利用

ダイアグラム中のレーンの再利用機能は、プロセスモデラーのモデリング能力を増進するためのものであり、BPMN仕様のコンセプトを反映しているものではありません。しかし、この機能はあなたのBPMN-XMLを完全で正しい状態にさせます。その理由は、BPMNでは、プールと同様にレーンは(視覚的に)複製することはできないからです。

再利用から値を取得する方法

ビジネスプロセスでは、レーン(役割)は、通常、複数のプロセスセクションにあるアクティビティをカバーしています。この機能は、異なるサブプロセス間で同じ役割を挿入する必要が生じる(サブプロセスを使用している)階層的ダイアグラムのためにあります。あなたがより詳細にレーンを文書説明をしようとするとプロセスモデリングにかかる作業コスト(すなわち、ドキュメント属性の中で役割を文書説明する重複的な作業)が増大します。

プロセスモデラーは現在、この再利用機能を使って文書化の冗長性を低く保つようにしています。

それを行う方法は次のとおりです:

  1. 必要に応じてレーンを挿入します。
  2. 一連の重複するレーンの中から文書説明したいレーンを1つ決めます:これがマスターレーンになります。
  3. 次に同じ役割を持つ他のすべてのレーンに対してコンテキストメニューの”再利用…”を適用し、このマスターレーンを再利用させます。
  4. プロセスモデラーのWordエクスポートすると、レーンパターン内にはこのマスターレーンたけが文書化され、表示されます。